宮島は満潮と干潮、どちらに行く?厳島神社と大鳥居を楽しむ時間の選び方
厳島神社が海に浮かぶような景色は潮位250cm超、大鳥居の足元へ歩いて近づく目安は100cm未満。宮島観光協会が示すこの数字を使い、旅行日の潮汐表で「時刻」と「潮位」を一緒に確認しましょう。干潮の時刻でも、100cmを下回るとは限りません。

浮かぶ社殿と、歩いて近づく鳥居。どちらを主役にする?
水に囲まれた朱色の回廊を見たい人には、高い潮位の時間が向いています。宮島観光協会は、潮位が250cmを超えると厳島神社が海に浮かぶように見える目安を案内しています。神社の回廊から海を眺め、外へ出て岸沿いから社殿を見ると、同じ建物を違う距離で楽しめます。
一方、大鳥居を近くで見たいなら、協会が示す目安は潮位100cm未満です。海水の引いた浜を歩くと、岸から見ていた鳥居の大きさが実感できます。浜には水の残る場所もあるので、濡れて困る靴より、歩きやすい靴を選びたいところです。

潮位表は「いちばん低い時刻」だけを見ない
旅行日が決まったら、宮島観光協会の潮汐表を開きます。満潮・干潮の時刻の横にある数字が、海の高さを判断する手がかりです。その日の干潮でも100cmを下回らなければ、大鳥居へ歩くことを中心にした予定は組みにくくなります。
さらに、よい潮位が夜に来る日もあります。厳島神社に入る予定なら拝観時間、大鳥居へ近づく予定なら明るいうちに歩けるかまで合わせて考えます。潮汐表は広島港の予測を使っており、厳島では時刻に少し差があるという案内も出ています。到着時間を分単位でぎりぎりに合わせず、岸で景色を見ながら待てる余裕を残しましょう。
半日なら、潮に合わせて食事と町歩きを入れ替える
予定は、神社、大鳥居、食事の順に固定しなくても大丈夫です。昼ごろに潮が高くなる日なら、先に表参道で買い物や食事をしてから神社へ。午後に浜が出る日なら、社殿を見たあと町を歩き、大鳥居へ戻るという組み方もできます。
半日の散策例として、島に着いてから3〜4時間ほどを見込むと、景色の前で足を止めたり、食事をしたりする時間を取りやすくなります。満潮と干潮の両方を見たい場合は、潮汐表で間隔を見てから滞在を延ばすか決めると、待ち時間を持て余しません。
雨が強い日や海辺に長く立っていられない日は、神社と町歩きを中心に切り替えれば十分楽しめます。浜へ出ることだけを旅の目的にしない方が、天気に合わせて動きやすくなります。
宮島口からのフェリーと、帰りの時間
本土側の宮島口からフェリーで島へ渡ります。JR宮島フェリーの大人運賃は片道200円で、宮島へ入る際は別に訪問税100円がかかります。帰りの船や運賃は運航会社の案内で確認できます。
JRの大鳥居へ近づく航路は、宮島口発9時10分〜16時10分の便で案内されています。潮位によって航路が変わることもあるため、船から見る景色は楽しみの一つとして、神社を訪ねる時間を先に決めておくと予定がぶれません。
帰りは、町歩きの途中でフェリーの時刻を一度見ておくと、最後の買い物も落ち着いて選べます。大きな荷物を持って島内を歩くなら、出発前に駅のロッカーや荷物の預け先も探しておくと身軽です。
情報確認日:2026年10月2日。
公式情報
写真クレジット
- Itsukushima Shrine at high tide.jpg — JohnnyOneSpeed, CC BY-SA 3.0 / 2012-12-16 13:35:44. サイズ調整。
- Torii and Itsukushima Shrine.jpg — Bernard Gagnon, CC BY-SA 3.0 / 2008-04-11. サイズ調整。
本文の構成・追記部分を更新:2026年10月10日。