鎌倉と江の島を一日で歩く|江ノ電で寺、海、島をつなぐ欲張りすぎない旅
鎌倉の寺も、海も、江の島も見たい。そんな一日なら、鎌倉駅から長谷、七里ヶ浜、江の島へと江ノ電で進み、藤沢へ抜けるルートが組みやすくなります。鶴岡八幡宮も、北鎌倉も、と広げすぎず、寺を一か所、海辺を一か所、最後に島と絞る旅です。

江ノ電に乗ること自体も楽しみに入れ、昼食と歩く時間を残しましょう。ここでは7〜8時間ほどを一日の散策枠に取る例として、寄り道の選び方を紹介します。
到着が遅れたら、寺・海・島の三つにこだわらない
- 寺が主目的:長谷の一か所と昼食を優先し、江の島は別日に回す。
- 江の島が主目的:長谷の立ち寄りを一か所に絞り、七里ヶ浜での途中下車は省く。
時刻を固定した保証ではなく、予定を減らす考え方です。帰りたい時刻から電車と徒歩の余裕を引き、残った時間で訪問先を決めましょう。
午前は長谷へ。大仏か、長谷寺か
鎌倉駅から江ノ電に乗り、まず長谷駅へ。大仏を見たいなら高徳院、庭や境内を歩きたいなら長谷寺を主役にします。両方を見たい日もありますが、その分だけ午後の海辺や江の島に使える時間は短くなります。
高徳院は長谷駅から徒歩約7分。拝観料は大人300円で、大仏の胎内は別に50円です。予約は不要。開門は4〜9月が8時〜17時30分、10〜3月が8時〜17時で、入場は閉門15分前までと案内されています。
午前を寺に使ったら、昼食は長谷周辺か次の海辺で。食事のために鎌倉駅へ戻るより、進む方向に店を選ぶと、行き来を減らせます。
七里ヶ浜で途中下車。海を見てから次へ

長谷から江ノ電で七里ヶ浜へ。駅を出て海側へ向かうと、寺の境内とは違う開けた景色に変わります。長く歩く日でなくても、海を見ながら休憩を入れるだけで、一日のリズムが変わります。
沿岸は車の通る道でもあるため、写真を撮るときは歩道に留まり、踏切や線路を撮影場所にしないこと。風が強い日は、海辺に長居せず、食事や駅近くの休憩を挟んで島へ向かえます。
江の島は、駅から歩く時間も含める

江ノ電の江ノ島駅から島へは徒歩で向かいます。電車が島の中まで運んでくれるわけではないので、駅を出た時点で帰りの時間を思い浮かべておくと、無理なく歩けます。
店の並ぶ坂道を楽しみ、どこまで上るかはその日の足と残り時間次第。鎌倉でも歩いてきた日は、展望や島の奥まで全部回るより、気になる店に立ち寄りながら手前を散策する過ごし方でも十分です。子ども連れや階段が負担になる人は、寺と島の両方で歩きすぎない配分にします。
帰りは江ノ島駅から江ノ電で藤沢へ出ると、鎌倉駅へ戻らない流れが作れます。東京へ帰る路線は、行きの鎌倉経由と別に調べておくと、夕方になってから慌てません。
乗り放題券は、実際に乗る区間で考える
江ノ電の一日乗車券「のりおりくん」は大人800円、子ども400円で、発行日当日に江ノ電全線を何度でも乗れます。JRの移動や寺の拝観料は含まれません。
途中下車を増やす日には使いやすい券ですが、少ない区間しか乗らないなら、普通運賃と比べて選べます。江ノ電ではSuicaやPASMOなど全国相互利用の交通系ICカードも利用可能です。ICカードの使い方を先に知っておくと、券を買うかどうかも決めやすくなります。
雨の日は、三か所を守らなくてもいい
海辺と島の散策は屋外の時間が長くなります。雨や強い風の日は、寺と食事を中心にして海を短くする、江の島を別日に回すなど、一つ減らす方が楽に過ごせます。
逆に海が気持ちよい日なら、七里ヶ浜の休憩を長めにして島では短く歩く。時刻表どおりに景色を消化するのではなく、その日もう少し居たい場所に時間を残すと、一日旅に自分のペースが生まれます。
情報確認日:2026年10月2日。
公式情報
写真クレジット
- Harbor, Enoshima Island 20130809.jpg — DXR, CC BY-SA 3.0 / 2013-08-09. サイズ調整。
- Enoden-EN09-Shichirigahama-station-building-20200315-140340.jpg — LERK, CC BY-SA 4.0 / Taken on 15 March 2020, 14:03:40 JST (UTC+9). サイズ調整。
- Enoshima Island.jpg — Dandy1022, CC BY-SA 4.0 / 25 July 2014, 17:52:46. サイズ調整。
本文の構成・追記部分を更新:2026年10月13日。