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Suica・PASMO・ICOCAはどう使い分ける?外国人旅行者向けICカードの基本

Suica・PASMO・ICOCAは、旅行のたびに買い分けなくても大丈夫です。相互利用に対応する鉄道・バス・店では、どれも同じように使えます。まずは到着地で買いやすい一枚を選び、滞在期間や払い戻しの条件を比べましょう。

交通系ICカードを利用できる日本の駅の改札

到着地・滞在日数とカードの種類

商品 購入先・期限・返金
通常のSuica・PASMO・ICOCA SuicaはJR東日本、PASMOは対応する私鉄・地下鉄等、ICOCAはJR西日本の発売箇所。28日限定の旅行者向けカードとは別。払戻しは各発行事業者の窓口・手数料等の条件に従う。
Welcome Suica(カード) 成田空港のJR駅、羽田空港第3ターミナルの東京モノレール駅等。購入日を含む28日有効。不要になった残高は返金不可。
TOURIST PASMO 羽田の京急駅・案内所、成田の京成案内所。購入日から28日有効。不要になった残高は返金不可。

28日を超える滞在や再訪に備えて残高を残したいなら、通常カードが候補です。短期カードなら、帰国前に多額のチャージをせず、必要分ずつ入れると残高を使い切りやすくなります。発売箇所・窓口時間は各商品の公式購入案内をご覧ください。

全国で使えることと、全国の駅で払い戻せることは別です。例えば通常のICOCAは、JR西日本の払いもどし案内にあるJR西日本ICOCAエリア内の駅で扱います。関西で買って東京から帰国する旅なら、最後に残高を使うか、発行元で返金する機会があるかも先に考えましょう。短期旅行者向けカードとは返金条件が異なります。

一枚で使える範囲、使えない移動

SuicaはJR東日本、PASMOは首都圏の私鉄・バス、ICOCAはJR西日本のカードです。一枚を相互利用エリアで使えても、すべての路線や高速バスで使えるわけではありません。駅・車両・停留所のICマークを見てください。

相互利用できるカードでも、ICエリアをまたいで乗り通せるとは限りません。例えば東京のSuicaエリアから仙台のSuicaエリアへは、タッチだけでは移動できません。長距離の移動には、その区間に合う乗車券を用意します。

新幹線の座席と予約は、ICカードとは別に考えます。カードを持っているだけで乗れるわけではありません。予約とICカードの登録が必要なサービスがある一方、JR東日本の「タッチでGO!新幹線」は事前の利用開始登録後にチャージ残高で利用する方式です。使える区間や座席はサービスごとに異なるため、乗る列車の公式案内を確認してください。

乗るときと降りるとき

鉄道は改札の読み取り部にカードを一枚だけタッチします。財布にカードを重ねると読み取りに失敗することがあります。バスは地域によって前払い・後払いが異なり、乗車時と降車時の両方でタッチする場合もあります。残高不足に気づいたら、駅の精算機や運転士の案内に従ってください。

チャージと注意点

カード型のチャージは現金を使う機械が多く、短期カードをクレジットカードで購入できても、追加チャージまで同じとは限りません。鉄道・バスに乗る前に残高を見ておきましょう。

スマートフォンで使う場合は、通常のモバイルSuica・PASMO・ICOCAと、訪日向けのWelcome Suica Mobileを区別します。Welcome Suica Mobileは対応するiPhoneが対象で、カード型Welcome Suicaと有効期間・利用開始条件も同じではありません。Androidを含む端末は機種・地域・アプリによって対応が異なるので、購入前に、自分の端末と支払い方法が対応しているか確かめてください。

具体的な乗り降りは路線バスの乗り方、現金との使い分けは日本旅行の支払い準備で説明しています。

公式情報

最終情報確認日:2026年9月21日

最終編集日:2026年9月30日。今回の追記で確認した公式情報:JR東日本:Welcome Suicaの購入・利用/PASMO:TOURIST PASMO/JR東日本:Welcome Suica Mobile

写真クレジット

交通系ICカードを利用できる日本の駅の改札 — Mr.ちゅらさん · 写真の出典 · CC BY-SA 4.0(表示時にトリミング・明るさ調整を行う場合があります)