箱根は逆回りすると楽? 荷物を持たずに大涌谷・芦ノ湖を回る一日の組み方
箱根の地図を開くと、電車の先にケーブルカー、その先にロープウェイ。湖では船にも乗れて、どこから始めるか迷います。

泊まりなら、移動の順番と同じくらい気になるのがスーツケースの置き場所です。
よく知られているのは、箱根湯本から強羅、大涌谷、芦ノ湖へ進むルート。でも、箱根の公式サイトでは、混雑を避ける案として逆方向から回るコースも紹介されています。
朝から大涌谷方面が混んでいそうな日は、先に芦ノ湖へ向かう回り方も選べます。
箱根湯本から宿へ送れる荷物
箱根を一日回るなら、最初に片づけておきたいのが荷物です。
箱根湯本駅には「箱根キャリーサービス」があり、提携している宿へ荷物を当日配送できます。
2026年9月時点の公式案内では、箱根湯本駅で8:30〜12:00に預けると、宿では15:00以降に受け取れます。普通サイズは3辺合計140cm・15kg以内で1個1,500円、大型サイズは200cm・30kg以内で2,500円です。
配送できるのは提携宿に限られます。予約した宿が対象かを先に調べ、貴重品・精密機器・モバイルバッテリーなど受付対象外の物は手元に残してください。
朝ここで荷物を預けてしまえば、その後は小さなバッグだけで動けます。ケーブルカーやロープウェイを何度も乗り継ぐ箱根では、この差がかなり大きいです。
芦ノ湖側から回るルート
逆回りの一例は、
箱根湯本
→ 元箱根・箱根町方面
→ 芦ノ湖
→ 桃源台
→ 大涌谷
→ 早雲山
→ 強羅
という流れです。
定番とは反対方向になります。
朝から大涌谷やロープウェイ方面が混んでいるなら、先に芦ノ湖側へ出て時間をずらす。そんな使い方ができます。
ただし、箱根は乗り物の運行状況がその日の天候に左右されやすい場所でもあります。逆回りにするかどうかは、当日の運行情報を見てから決めるくらいでちょうどいいです。

湖へ出る前に、元箱根港・箱根町港・桃源台港の違いも見ておきましょう。船を降りてから歩きたい場所に合わせて、乗る港と降りる港を選べます。
ロープウェイが止まった日の選択肢
箱根ロープウェイは、強風や雷、台風接近、点検などで運休することがあります。
なので「このロープウェイに乗れなかったら今日の予定は全部終わり」という組み方はおすすめしません。
箱根ナビにはリアルタイムの運行情報があります。朝ホテルを出る前か、箱根湯本に着いた時点で一度見ておきましょう。
ロープウェイが運休したら、バスの運行情報を見て別ルートを探すか、湖畔や美術館で過ごす予定に切り替えます。船に乗る場合も、先に運行情報を見ておきましょう。
箱根は、現地で順番を変えられるくらいの余白がある方が楽です。
フリーパスは“箱根なら絶対買う”ものではない
箱根フリーパスは、登山電車、ケーブルカー、ロープウェイ、海賊船など、箱根エリアの複数交通機関を利用できる周遊券です。
電車・ロープウェイ・船を乗り継ぐ日は、フリーパスの料金と個別の運賃を比べてみましょう。
どこから箱根へ入り、日帰りか一泊か、ロープウェイや船まで利用するかで、元を取れるかは変わります。
買う前に、その日の交通費をざっくり足してみる。それで十分です。対象施設の割引が使える場合もあるので、そこまで含めて比べると判断しやすいです。
大涌谷で過ごす時間
大涌谷は箱根の代表的な場所ですが、混雑する日は思った以上に時間を使います。
大涌谷で過ごす時間は、その日の眺めに合わせて決めましょう。
空が澄んでいて景色がいいなら、少し長めにいる。雲が多くて景色が見えないなら、早めに次へ進む。
予定表に「大涌谷30分」と書いてあっても、現地の景色を見て変えてしまって大丈夫です。
車なら“最後に車へ戻る”までがルート
レンタカーで箱根を回る場合は、公共交通の周遊ルートとは考え方が変わります。
どこかに車を置いたら、最後はそこまで戻らないといけません。
観光だけを見て片道方向に進んでいると、夕方になって駐車場へ戻るためだけの移動が増えます。
泊まりなら宿との位置関係、日帰りなら帰り道へ戻りやすい場所を基準に駐車場所を決めておくと楽です。
箱根は、朝の時点で一日の順番をガチガチに決めない方が動きやすい場所です。
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出発前に見たい公式案内
最終情報確認・編集日:2026年9月30日。料金・運行・営業時間は変更される場合があります。訪問日の公式案内と現地表示を優先してください。