大涌谷へ行く前に|火山ガスの利用制限と自然研究路の予約
大涌谷では、噴煙や山の景色と一緒に、火山ガスへの注意が必要です。ぜんそくなど呼吸器の病気、心臓の病気、体調不良がある人は、ロープウェイの公式利用制限を先に読むことから旅程を組んでください。

ロープウェイで駅へ行くことと、監視員と歩く自然研究路へ入ることでは、条件が違います。自然研究路を予約できなかったから大涌谷自体へ行けない、という関係でもありません。
ロープウェイで通る前に、体調の条件を
公式案内では、早雲山〜姥子の区間について、アレルギー性ぜんそく、気管支疾患、肺などの呼吸器疾患、心疾患、ペースメーカー使用、体調不良の人は乗車できないとしています。妊娠中の人、新生児・乳児、高齢者、アレルギーなどで敏感に反応しやすい人にも、乗車を控えるよう注意があります。
自分や同行者に該当する場合は、大涌谷を外したルートを考えます。車やバスで着けばガスの影響がなくなるわけではないので、交通手段だけを替えて同じ場所へ行く案にはしません。
天気がよくてもガスの状況で運行が変わります。出発前には公式運行案内を開き、箱根湯本や強羅にいるうちに、その日の行き先を決めると変更が少なくなります。

自然研究路は、予約制の700mコース
自然研究路は1周約700m、所要約40分。現在は10時、11時30分、13時、14時30分の1日4回、各回30人までのWeb事前予約制です。参加費は1人800円で、支払いはキャッシュレスのみ。現金だけを持って行かないようにします。
受付は集合時刻の30分前から始まり、5分前に締切。公式では20分前までの到着を案内しています。ロープウェイの待ち時間もあるため、駅へ着く予定と集合時刻をぴったり重ねない方が動きやすくなります。
外国人旅行者は、日本語の安全説明にも注意
入場後はヘルメットを着け、団体で歩く
入場時は配布されるヘルメットを着用し、監視員の指示に従って団体で移動します。好きな場所に長く残ったり、自由に離れて写真を撮ったりする散策とは違います。予約時点で条件を読み、当日も受付と引率者の案内を優先してください。
自然研究路の参加条件には、日本語の案内を理解できることが含まれます。景色を見るだけの自由散策ではなく、異常時の指示に従って移動するツアーだからです。同行者が日本語を話せても、本人の参加条件を満たすかは予約規約で判断してください。
未就学児、妊娠中の人、呼吸器・心疾患などがある人、杖を使う人、緊急時に自力で走って避難できない人などは参加できません。82段の階段と37mの高低差があるため、普通の展望台散歩とは分けて考えたいコースです。
傘とペットの持ち込みは不可。傘が必要な雨、強風、濃霧、凍結、雷、ガスの状況などで中止になることがあります。靴は歩きやすいものを選び、予約後も当日の開催案内を見てから出発します。
行けない日は、山を越えることにこだわらない
強羅に泊まるなら、ポーラ美術館や彫刻の森を中心にした日へ切り替える。芦ノ湖が旅の目的なら、大涌谷を通らない交通と船の港を公式の経路案内で選ぶ。宿で温泉を長く楽しむ日を作るのも、箱根らしい過ごし方です。
大涌谷は「フリーパスの元を取るために必ず寄る場所」ではありません。乗れる条件とその日の運行を先に見て、無理のない行き先へ組み替えてください。
情報確認日:2026年10月5日。
写真クレジット
- A view of Owakudani and ropeway, Hakone, Japan4.jpg — Joli Rumi / CC BY-SA 4.0 / 2025-11-06 14:27:17。画像内容は変更せず、表示サイズのみ調整。
- Owakudani Ropeway station @ Hakone (10621177816).jpg — Guilhem Vellut from Annecy, France / CC BY 2.0 / 2013-10-31 10:56。画像内容は変更せず、表示サイズのみ調整。
本文の構成・追記部分を更新:2026年10月15日。