箱根旧街道を短く歩く|元箱根から甘酒茶屋へ、石畳の寄り道
箱根旧街道は、長い登りをすべて歩かなくても味わえます。短い散策なら、元箱根から甘酒茶屋周辺へ向かう約2kmを軸に。木々の間の石畳を歩き、茶屋で休んで、帰りはバスを使う組み方です。

ただし、舗装された湖畔の遊歩道とは違います。石の高さが不ぞろいで坂もあるため、街歩きの延長というより、短い山道歩きとして用意するとちょうどよさそうです。
石畳を歩く日と、茶屋だけの日を分ける
晴れていて、歩きやすい靴を履き、時間に余裕がある日なら石畳へ。雨で石が濡れている日や、雪・凍結がある日は、茶屋までバスで行く案に切り替えます。足元ばかり見て急ぐより、森の景色を楽しめる日に歩く方が旅に合います。
ベビーカー、大きなスーツケース、足元の不安がある同行者には、石畳の区間を無理に組み込まないように。荷物は宿などへ預けてから向かい、両手を使える小さなバッグにします。
元箱根から、茶屋での休憩へ
歩き始める前に決める三つ
- 元箱根から甘酒茶屋周辺までを歩く区間とし、その先の畑宿まで延ばす前提にしない。
- 茶屋の営業と、休憩後に乗りたい方向のバスを確認する。
- 写真・休憩・乗り場への移動を含めて、日没前に歩きを終える予定にする。
神奈川県の園地案内では、元箱根から畑宿方面へ約2km進んだ場所に甘酒茶屋園地があります。道の入口では行き先を確かめ、道路との交差や分岐では案内板に沿って進みます。距離が短くても、石畳では普段の街中と同じ速さでは歩けません。

歩いた後に茶屋へ入ると、移動そのものが箱根の思い出になります。立ち寄りの時間を含め、バスの発車までに余裕を持たせておきたいところです。園地にはトイレがありますが、園地用の駐車場はありません。
バスで戻るなら、出発前に帰り便を
甘酒茶屋には、箱根湯本と元箱根を結ぶ旧街道経由のK路線でアクセスできます。散策の終点を茶屋にするなら、帰りたい方向のバス停と時刻を、歩き始める前に見ると組みやすくなります。
箱根湯本へ戻るのか、元箱根の宿や港へ戻るのかで、乗る方向が違います。発車時刻のすぐ前に茶屋へ着く予定にせず、休憩と乗り場までの移動を含めてください。バス待ちが長い日に、余分な石畳を歩いて時間を埋めようとしない方が無理なく戻れます。

公式のコース案内には9.5kmの石畳コースなどもあります。今回の約2kmの寄り道と、全区間を歩く計画は別です。「旧街道を歩いた」という名前だけで、同じ装備と時間で考えないようにします。
ものづくりにも興味があれば、畑宿の寄木細工を別の立ち寄りに。石畳、茶屋、工房を一度に歩いてつなげるより、交通を使って一か所ずつ楽しむ方が、短い箱根滞在には収まりやすくなります。
情報確認日:2026年10月5日。
写真クレジット
- Old Hakone Highway near Hatajuku (9409319981).jpg — Maarten Heerlien from Voorschoten, The Netherlands / CC BY 2.0 / 2013-04-05 08:27。画像内容は変更せず、表示サイズのみ調整。
- Amasake-chaya (9412075720).jpg — Maarten Heerlien from Voorschoten, The Netherlands / CC BY 2.0 / 2013-04-05 07:42。画像内容は変更せず、表示サイズのみ調整。
- Start of the Old Hakone Highway (9412055176).jpg — Maarten Heerlien from Voorschoten, The Netherlands / CC BY 2.0 / 2013-04-05 06:35。画像内容は変更せず、表示サイズのみ調整。
本文の構成・追記部分を更新:2026年10月15日。