箱根はどこに泊まる?湯本・強羅・仙石原・芦ノ湖を旅程で選ぶ
夜に箱根へ着くなら湯本、翌朝から山の乗り物で巡るなら強羅、美術館や高原でゆっくり過ごすなら仙石原、湖の景色を旅の中心にするなら芦ノ湖。箱根の宿は、到着する場所と翌朝の行き先をつなげて選ぶと、滞在がぐっと楽になります。

「箱根の温泉宿」と一括りにされますが、同じ箱根でも駅の近くと湖畔では移動の組み方が違います。露天風呂や料理の写真を比べる前に、まず泊まるエリアを絞ってみましょう。
湯本|到着が遅い旅、温泉を主役にする旅
箱根湯本は鉄道で箱根へ入る玄関口。荷物を持って山を上がる移動を減らしたい旅や、午後遅くに到着する1泊旅行に合わせやすいエリアです。温泉と夕食をゆっくり楽しみ、翌日は駅周辺で買い物をして帰る組み方もできます。
ただし「湯本の宿」がすべて駅前とは限りません。川沿いを歩く距離、坂道、送迎の有無は宿ごとに違います。予約画面の徒歩時間だけでなく、公式アクセスの写真や道順まで見ると、スーツケースを引いて着く場面を想像しやすくなります。
強羅|朝から大涌谷や芦ノ湖へ進みたい

強羅は登山電車とケーブルカーをつなぐ場所。翌日に早雲山、大涌谷、桃源台へ向かうなら、山側に泊まることで湯本から登る移動を前日に済ませられます。美術館や公園と宿を組み合わせる旅にも向いています。
駅に近く見える宿でも、斜面を上り下りすることがあります。足腰に不安がある人や、大きな荷物がある旅では、送迎の乗り場と時間を宿へ確認してから予約すると無理がありません。ロープウェイが止まった日は、美術館で過ごす代案を用意しておくと、宿泊エリアを変えずに予定を組み直せます。
仙石原|一か所に長くいたい高原の旅
仙石原は美術館や湿生花園、高原の景色を組み合わせたい人へ。鉄道の駅からすぐ宿に着くエリアではないので、バス停からの距離と帰りの交通をセットで考えます。夕方に湖畔から戻るより、仙石原の中で一日を過ごす旅にすると移動がまとまりやすくなります。
車を使わないなら、宿に近いバス停、食事を館内で取るかどうか、送迎が予約制かを先に。夕食なしのプランを選ぶときも、周囲の店が泊まる日に営業しているかまで見ておくと、チェックイン後に食事先を探し回らずに済みます。
芦ノ湖|朝と夕方の湖を楽しむ
日帰り客が移動する時間とは別に、湖のそばで朝を迎えられるのが湖畔泊の楽しさです。船に乗るだけでなく、湖を眺める時間を取りたい旅へ。三島、熱海、湯河原方面からのバスで入る旅も、宿の位置によって組みやすくなります。
ここでは「芦ノ湖」より港名まで絞るのが肝心。桃源台、元箱根、箱根町は同じ場所ではありません。宿の最寄りがどの港・バス停なのかを見て、船の発着港と合わせます。湖畔という表記だけで、客室から湖が見えるとも限りません。
一人旅なら、エリアを絞ったあとに一名で予約できる旅館の探し方も。食事の内容に条件がある場合は、ベジタリアン・ヴィーガンの食事を相談する際の確認点を、宿選びの段階で合わせて考えます。
予約前に、到着日の動きを一度つなぐ
- 宿の夕食開始時刻に間に合う交通を選べるか。
- 最寄り駅やバス停から、荷物を持って歩ける道か。
- 送迎は何時までか。事前予約が必要か。
- 翌朝、荷物を預けて観光へ出るか、駅へ送るか。
午前中に湯本へ着く旅なら、提携宿へ荷物を送るサービスを使える場合もあります。逆に遅い到着なら、宿へ直行する方が気持ちよく夕食を迎えられることも。宿の評価点だけでなく、自分の一日の流れに合う場所を選んでみてください。
情報確認日:2026年10月5日。
公式情報
写真クレジット
- Hakone 20220423102147 (52267804064).jpg — inunami / CC BY 2.0 / 2022-04-23 10:21。画像内容は変更せず、表示サイズのみ調整。
- 161223 Gora Station Hakone Japan01n.jpg — 663highland / CC BY 2.5 / Taken on 23 December 2016。画像内容は変更せず、表示サイズのみ調整。