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奈良・古梅園のにぎり墨|手の形が残る、少し変わった旅の記念

奈良で、鹿や寺社とは少し違う思い出を作るなら、古梅園の「にぎり墨」があります。柔らかな墨を手で握ると、指や手の形が残る。完成品を選ぶのとは違う、自分の形を残す工芸体験です。

The exterior of Kobaien in Tsubaicho, Nara

ただし、いつでもできる体験ではありません。奈良県の案内では11月から4月中旬までの実施で、土日祝日は休業。秋の旅行でも10月なら、にぎり墨を目的に当日そのまま訪ねるのは避けましょう。

予約前に押さえる、体験の条件

  • 申し込み:電話0742-23-2965。県の案内では当日予約も可能です。
  • 所要時間:30〜90分。参加人数によって変わります。
  • 料金:4,000円〜、税抜。墨の種類によって異なります。
  • 体験開始:10:00〜、受付終了は13:30まで。
  • 所在地:奈良市椿井町7番地。

旅行の日程が決まったら、参加人数と希望日時を電話で伝えます。当日予約が可能でも、希望時刻にそのまま入れるという意味ではないので、先に連絡してから向かう順番です。

買う墨ではなく、握って作る墨

  1. 墨玉を受け取る
    職人の案内に沿って作業場の窓口へ。
  2. 握って形を残す
    柔らかな墨玉を自分の手で握る。
  3. 乾燥・仕上げ
    期間は予約時に尋ねる。
  4. 受け取る
    店頭受取か配送か、費用と送り先を予約時に決める。

古梅園は1577年創業の製墨店。昔ながらの採煙方法を受け継ぎ、墨づくりを続けています。にぎり墨では、作業場の窓越しに渡された墨玉を握って形にします。

県の体験案内には、参加者が工場を見学できることも記されています。握る時間だけで終わらず、職人が型入れをする仕事を見るところまで含めて考えると、墨という道具の見方が変わります。

書道に使う棒状の墨と箱
梅の彫刻が施された日本の硯の参考写真
書道に使う硯の参考写真です。古梅園の体験で作るにぎり墨の完成品ではありません。

完成品の受け取りは、予約のときに相談する

製墨には乾燥の工程があります。旅の最後に体験して、完成した墨をその日のうちに持って空港へ向かうつもりでは予定を組まない方がよいでしょう。

受け取り時期・送料・送り先への対応は、申し込み時に店へまとめて尋ねます。海外の住所へ送れるか、国内の滞在先で受け取れるかも含め、実際の受け取り方法が決まってから予約すると迷いません。

近鉄奈良駅から、椿井町へ

県の案内では近鉄奈良駅から南へ徒歩約5分、公式奈良観光案内では約6分です。駅を出てすぐの買い物より、椿井町へ歩く寄り道として少し時間を取っておきます。

このあと奈良公園の寺社へ向かうなら、奈良の寺社を訪ねる前のガイドも参考になります。体験の時間が先に決まれば、その前後に散策を置きやすくなります。

訪問・利用案内の情報確認:2026年10月5日。

情報確認日:2026年10月4日。

公式情報
写真クレジット