TORII日本の旅
EXPLORE|観光・体験

秋の馬籠・妻籠を歩く|峠の向き、荷物、帰りのバスを決めてから

馬籠の坂を下から見上げると、町並みの先にも道が続いているのが気になります。その先の峠を越えて妻籠まで歩くなら、朝の荷物受付と、歩き終わったあとのバスを先に決めておきましょう。町を二つ眺める日と、間の山道も歩く日では必要な時間が違います。

馬籠宿の石畳の坂、水車と木造の家並みを歩く人々

妻籠の公式案内では、宿場間のハイキングは徒歩2時間半〜3時間が目安。昼食、町の見学、写真の時間は別に取ります。掲載写真は12月の町並みで、秋の紅葉の現況を示すものではありません。

馬籠からなら、短い上りのあとに長い下り

公式のコース案内では、馬籠宿〜馬籠峠は短く急な坂、妻籠宿〜峠は長く緩やかな坂とされています。馬籠から妻籠へ向かえば、峠を越えたあとは下りが長い組み方です。逆向きは長めの上りになります。

ただ、下りが楽かどうかは膝や足元にもよります。雨のあとには石畳が滑りやすいので、滑りにくい靴で歩きます。スーツケースを引く道ではなく、飲み物、雨具、防寒着を小さなリュックへまとめるつもりで。

秋の色だけを目当てにすると、訪問日によっては想像と違うことも。宿場と街道の公式案内で道をつかみ、町の木造建築や石畳を楽しむ時間も残しておくと、葉の進み具合に旅全体を左右されません。

荷物は11時30分まで。受取は13〜17時

2026年の定期手荷物運搬は、3月20日〜11月30日。受付8:30〜11:30、受取13:00〜17:00、荷物1個1,000円です。馬籠観光案内所・馬籠宿BASE、妻籠観光案内所・大妻籠の各宿が案内されています。

荷物を預けたら、受取場所をその場で確かめ、帰りのバスに間に合う時刻までに取りに戻ります。11時30分を過ぎてから着く日は、同じ料金の定期便を当てにせず、案内所へ臨時便を相談するか、駅のロッカーなどへ置いて往復を組みます。

臨時便は営業時間8:30〜17:00、1回4,500円で3個まで、4個目から1個1,000円追加の案内です。2026年の荷物運搬案内と、実際に預けたい場所へ連絡してから選びます。貴重品や歩く途中に使う物まで預けないよう、出発前に分けておきたいところです。

妻籠宿の木造の家並みと、山を背景に続く道

妻籠から先へ帰るなら、南木曽駅までを一組に

馬籠側から歩き始めて妻籠で終える日は、妻籠から南木曽駅へのバスと、駅からの列車を合わせて選びます。妻籠公式アクセスに地域バスの時刻表へのリンクがあります。歩行時間から逆算し、最後の便だけを頼りにせず一つ前を目標にします。

妻籠から南木曽駅へ徒歩で抜ける別コースもありますが、峠越えのあとの追加の徒歩です。「バスに乗れなければすぐ駅」とは考えず、疲れたときは案内所でタクシーなどを相談できる時間を残します。

2026年の名古屋〜馬籠・妻籠の予約制高速バスは、10月17日〜11月29日の運行案内が出ています。10月13日現在は開始前です。利用日は運行期間と停留所を確かめ、地域バスとは別に予約します。

山道全部を歩かない日も作れる

足元が悪い日や到着が遅い日は、二つの宿場をバスでつなぎ、町並み中心にする選択もあります。峠から妻籠側を下る短縮案も公式にありますが、峠まで行くバスの便が使えることが前提です。案内所で当日の交通と道の状態を聞いてから出発します。

街道には熊への注意案内もあります。観光案内所で直近の情報を聞き、必要なら熊鈴の貸出を利用します。妻籠で一休みし、荷物を受け取って、明るいうちにバスへ乗れる時間を残しましょう。

Read this guide in English

公式情報

最終情報確認日:2026年10月13日。

写真クレジット